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3.11東日本大震災 東北応援プロジェクト  笑顔を届ける「おちゃっこ隊」

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【2月】鳴子温泉で味噌づくり

2月26日、今回のおちゃっこ隊は、いつもの桐ヶ崎の仮設住宅にお邪魔するのではなく、
桐ヶ崎の方々と一緒に鳴子温泉まで行く、おちゃっこ隊初の遠足企画でした。
震災後にご縁で繋がった東鳴子温泉の大沼旅館さんから、味噌づくりのイベントに
お誘いを頂いたことがきっかけで実現した企画です。

お味噌づくりは、鳴子で地大豆を育てている大豆レボリューションと、鳴子を応援する
鳴豆プロジェクトによるイベント。去年種まきから始まり、草取り、収穫、脱穀を経て
できた大豆を使ってお味噌を作る、一年の集大成的なイベントです。
ソプラノ歌手による「おまめの歌」のライブも予定されていました。


日曜日の朝は、おちゃっこ隊が桐ヶ崎までお出迎え。
前日東北地方に降った大雪で、比較的暖かい女川も雪景色。
私たちが到着する頃には、寒い中参加者の方が首を長くして待っていてくれました。
マイクロバスに乗り込み、オシャベリしながら鳴子温泉を目指します。

鳴子温泉は、桐ヶ崎の方にも元々馴染みの温泉だったそう。
以前は、湯治で滞在していた方もいれば、漁業組合などの温泉旅行でよく来ていた方、
中には大沼旅館に泊ったことのある方も。
女川にあった唯一の温泉「ゆぽっぽ」も津波で営業できなくなり、温泉は久しぶりと、
楽しみにしている様子でした。
震災前はずっとご自宅でお味噌を作っていたというお母さんたちもいました。


大沼旅館に到着すると、味噌づくりのイベントに合流したり、お風呂に入ったり、
ライブに参加したりと、それぞれ思い思いに過ごしてもらいました。

お味噌づくりは、前日土曜日に茹でておいた大豆を潰し、麹を混ぜる作業。
機械は使わず、お豆は踏んだり叩いたりして潰します。
仕込んだお味噌は小分けにし、参加者全員にお土産に。
お味噌になるまで半年かかります。しばらく寝かせて、5月頃一度かき混ぜて、
また寝かせて、9月頃に食べられるようになるんだとか。
無事にお味噌になってくれることに期待です。

温泉は大沼旅館さんの7つの内湯を楽しんでもらいました。
ゆったり大浴場でつかる人、貸し切り風呂でのんびりする人、
畳の上に横になるふかし湯でくつろぐ人など。好きなお風呂を好きなだけ。

お昼はお味噌づくりの方々と一緒に、総勢50名位の賑やかな昼食会になりました。
鳴子のお米「ゆきむすび」を使ったおにぎり、具だくさんの豚汁と、お漬け物。
そこに、桐ヶ崎のお母さんが持ってきてくれた茎わかめも登場。
茎わかめは、このためにわざわざ前日に石巻から買って来て、煮てくれたもの。
初めて食べましたが、コリコリして美味しかったです。

空いた時間はお部屋でまったり。すぐにお茶っこ飲みが始まります。
お母さんたちの袋からは、ミカンやら、チョコレートやら、飴やら。。。
いろんなものが次から次へと出てきて、まさに「遠足」気分。
お母さんたちの荷物が重かった理由が分かりました。


鳴子での滞在は4時間ほど。あっと言う間に過ぎてしまいます。
それでも少しのんびりして貰えたみたいで、帰りはみんな朝よりずっと寛いだ様子。
とても嬉しそうに、また来たいと仰ってくれました。

大きなお風呂にゆっくり入れたことも喜んでいました。
仮設のお風呂は追い焚き機能もなく、入っているうちにすぐに冷めてしまうから
ゆっくり入っていられないんだそう。

日頃あまり外にでる機会のないおばあちゃんたちは、気分転換になったみたいです。
鳴子までは車での移動時間も長く一日がかりの外出になるので、疲れてしまうかなと
思っていましたが、こうして出かけられることが嬉しいと言っていました。

あるお母さんは、今までイベントなども参加する気分じゃなかったけど、最近ようやく
少し顔を出せるようになったそうで、今日も来て良かったと仰ってくれました。


おちゃっこ隊も今回で5回目。僅かにですが桐ヶ崎の方々との距離も近付いていて、
ご自分の気持ちをお話してくれる方も出てきたように思います。
温泉も味噌づくりも、東京で生活する私にはいつもと違う非日常的なイベントだけど、
女川の人たちにはどちらも身近で、震災前は普段の生活の一部だったことを思うと、
鳴子温泉への遠足は、桐ヶ崎の人たちにとって日常生活の延長線で、でも今はまだ
少しだけ特別な、そんな出来事になったのかなという気がしています。
こうした時間を一緒に過ごせたことが嬉しいです。

おちゃっこ隊の活動を始めたころ、企画メンバーのMさんと「そのうち桐ヶ崎の人たちと
一緒に鳴子に行きたいね~」と話していたのを思い出しました。
このような形で実現できたのも、大沼さんを始め、ドライバーをしてくれたTさん、
味噌づくりの皆さん、色々な方にたくさんのサポートをして貰えたお陰です。
本当にどうもありがとうございました。


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大沼旅館さんには立派な雛人形が飾ってありました

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お味噌づくりの様子

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昼食とお茶っこ飲み

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お味噌づくりの方と一緒に集合写真


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